RANDALL MADE KNIVES COLLECTION

私、HanaGがコレクションしているランドールナイフから何本かを紹介します。


2008年4月 「M16」追加

 

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「Randall」は、1937年創業のアメリカの小さなナイフメーカーです。高品質な鋼材を
鍛造し、一本一本手作業で仕上げていくという非常に手間の掛かる行程を創業当時から
一貫して採用しており、また、鋼材・ブレードデザイン・ブレード長・ハンドルデザイン、
その他細かい装飾に至るまでオーダー(※カタログ内からのセミオーダー)
が可能という事から
ナイフコレクターの間では知らない人はいないと言えるほど有名なメーカーです。

購入者からのオーダー表を元に、数人の熟練工の手を経て完成するランドールナイフは、
マスプロダクツ(大量生産)品とは明らかに異なり、また一人のナイフ職人が鋼材の加工から
シース製作までを一貫して行なう、装飾品としての意味が強いカスタムナイフに比べ比較的安価で
購入出来る為、「実用を前提としたオーダーナイフ」として広く愛用されています。

また、このメーカーは商品のバリエーション展開を最低限に抑え、頻繁なモデルチェンジを
行ないません。創業時からラインナップにある古いモデルもほぼそのカタチを変える事無く
製作しています。よって第二次世界大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争当時、戦地で兵士達に
人気のあったモデルそのものを現在でもオーダーする事が可能です。

ランドールナイフは軍務での使用を非常に重要視しており、各種のミリタリーモデルがライン
ナップ
されています。カミラスやオンタリオ、PALといった大規模な軍納入ナイフメーカーとは異なり、
兵士の「私物」として戦場に持ち込まれる事が殆どですが、古くは米陸軍のギャビン大将やウエスト
モーランド大将が腰に吊り、また最近のイラク戦争やアフガニスタンに展開する米軍特殊部隊・民間武装
警備会社のメンバーの腰にも散見出来る様に、軍人-特にアメリカ軍人-の「ステータスシンボル」的な
面も持ち合わせているナイフなのです。

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【Model 14 "Attack"】
(スタンダードモデル)

仕様
7.5inch スウェーデン鋼 ブラックマイカルタハンドル

■朝鮮戦争時、戦場での使用を第一に考えてデザインされたモデルです。
ベトナム戦時においても兵士の私物としての使用例が多く見られます。
戦場という過酷な環境での劣化を避ける為、グリップは革ワッシャーでは無くマイカルタと呼ばれる
一種の樹脂の削り出しで作られています。一説には厳寒の朝鮮半島において水分でハンドルが手に
張り付くのを防ぐ為にこの材質を選んだとも言われています。

メモ
−初めて手に入れたランドールナイフです。友人であり、僕のナイフの先生であるトヨムラ氏から譲って頂いたモノ。
その前は某ミリタリーコレクター氏の手元にあったそうで、身内の間をぐるぐる回っているそうな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 1 "All-Purpose Fighting"】
(カスタムオーダーモデル)

仕様
7inch 440ステンレス鋼 レザーワッシャーハンドル
(カスタム:ブレード鋼材を高炭素鋼から440ステンレス鋼に変更)

■ランドールナイフのシリーズで最も古く、スタンダードなモデルです。
通常、ランドールナイフはスウェーデン鋼と呼ばれる高炭素鋼で鍛造されるのですが、
これは注文した者のオーダーで錆に強い440ステンレス鋼で製作されています。
鋼材の変更以外は「ブラス製ダブルヒルト」「レザー・スタンダードシェイプハンドル」
「デュラルミン製バットキャップ」と【Model 1】の中でも最もオーソドックス(素のオーダーのままのモデル)です。

メモ
−とにかく「This is Randall Kinfe!」と呼べるものが欲しくて入手したモノ。
これはトヨムラ氏にお願いして通販で入手したんだが、バットキャップにストラップホールが開いていなくて
なんじゃこりゃ!と思ったんだけど、調べてみたらあの穴はオーダーでの加工だったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 1 "All-Purpose Fighting"】
(カスタムオーダーモデル)

仕様
7inch スウェーデン鋼 レザー”シングルフィンガーグリップ”ハンドル
(カスタム:シングルフィンガー加工、ブラス製バットキャップ、ストラップホール追加)

■ランドールナイフは、好みのデザインでカスタムオーダー出来る事でも有名です。
これは上の【Model 1】をベースにしたモノですが、ハンドルのデザイン変更及びバットキャップの
素材変更(デュラルミン製→ブラス製)とストラップ用ホールの追加がなされています。

メモ
−店頭で一目見て惚れてしまったモノ。一週間ほど前に2番目に紹介した【Model 1】を
買っていたにも関わらずこちらも即購入。その月の懐具合は非常にキツかった…。
「レザーハンドルでシングルフィンガーグリップ」なんて反則的なカッコよさ。
ブラス製のバットキャップも同じブラス製のヒルトと統一感があって非常にヨロシイ。
僕のコレクションの中でもお気に入りの一本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 25 "The Trapper"】
(スタンダードモデル)

仕様
5inch スウェーデン鋼 レザー&スタッグ(鹿の角)コンビネーションハンドル

■ランドールナイフの中でも比較的最近のモデル。実用性とデザイン性を併せ持ったモデルです。
「トラッパー」は5インチモデルと6インチモデルがありますが、この5インチモデルのみに用意された
特別なシースがセットされてるのが特徴です。

メモ
−これもトヨムラ氏から譲って頂いたモノ。ハンドル部は装飾ナイフっぽいですが、幅広・肉厚のブレードは
かなり実用的です。上に引き抜くだけで自動的にホックが外れるシースはアイデア賞モノ。
なんでこのトラッパーの5inchだけこのシースなんだろう…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 5 "Camp & Trail"】
(カスタムオーダーモデル)

仕様
5inch スウェーデン鋼 デュラルミンバットキャップ付きスタッグ(鹿の角)ハンドル
(カスタム:グリップ材をレザー→スタッグに変更 ジュラルミン製バットキャップ追加)

■Model 1に続いてメジャーなモデルがこのModel 5「キャンプ&トレイル」です。
ミリタリー仕様じゃない純民間向けモデルとしては一番数が出てるモデルじゃないかなぁ。
ハンドルは通常Model 1などと同様のレザーワッシャーハンドルですが、これはスタッグ製で、
更にグリップエンド部にバットキャップが追加オーダーで取り付けられています。
シースは旧型の「ジョンソン製ラフバック」シースである事から、90年頃以前に製作された
モノだと思われます。

メモ
−オークションで比較的安価で購入出来たモノ。小ぶりで中々カワイイ。
スタッグハンドルは天然の「鹿の角」だけに当たり外れがあり、これはどちらかというと
「ハズレ」の部類かも…。上から見ると左右非対称で、更に形を整える為にかなり無理して
削ってるのが分かるのよ。握った感じは凄くいいんだけどね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 18 "Attack-Survival"】
(スタンダードモデル)

仕様
5.5inch スウェーデン鋼 パラコード巻きハンドル
 

■ミリタリー界でランドールの名を一躍有名にしたモデル。1962年、ベトナムで任務に付くパイロット向けに
ある米陸軍大尉の意見を取り入れて開発されたモデルです。
浄水剤・鎮痛剤などが収納出来る中空ハンドル、ゴムパッキン付きの防水キャップ、乗機のキャノピーを破る為の
ブレード背面のノコギリ、「槍」として使う際ナイフを棒の先に縛り付けるのに便利なヒルトの穴など、後のあらゆる
「サバイバルナイフ」に影響を与えた記念的ミリタリーナイフです。

メモ
−ミリタリーモデルのModel 14 が手に入ったら、やっぱ「サバイバルナイフの元祖」であるコレも
欲しくなっちゃいました。シースはジョンソン製ラフバックで、グリップエンドの防水キャップも
現用のモノ(滑り止めがチェッカー状)と異なり「洗濯板」状になってます。80年代くらいの作品かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 18 "Attack-Survival"】
(スタンダードモデル)

仕様
5.5inch スウェーデン鋼 パラコード巻きハンドル 

−一つ上のModel 18と全く同じモデルですが、グリップエンドの金属製防水キャップを
実際の初期型Model 18の様にラバーキャップにしたモノです。(実物キャップではありません)
本物は激レア。ていうか現物は写真でしか見た事ありません。

メモ
これもヤフオクで入手。新品との事だったんですが、グリップエンドキャップの防水Oリングが
欠損してたんで、それならば、と初期型ラバーキャップモデル"モドキ"にしてみました。
こちらはシースやグリップエンドキャップの滑り止め加工から90年代の生産品と思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 4 "Big Game & Skinnerl"】
(カスタムオーダーモデル)

仕様
7inch 440ステンレス鋼 デュラルミン製バットキャップ・フィンガーグリップ付きスタッグ(鹿の角)ハンドル
(カスタム:ブレード鋼材を440ステンレス鋼に変更 グリップ材をスタッグに変更
更にグリップ全体にフィンガーチャンネル加工 ストラップホール付きバットキャップ追加)

■ランドールのハンターナイフというとModel 3 "Hunter"が有名ですが、このModel 4は
ブレードの反りが更に大きく、アラスカやカナダのガイドによって使われてるモデルだそうです。

メモ
−スタンダードなModel 1やミリタリーに特化したModel 14や18に対抗して、
いわゆる「ハンターナイフ」が欲しくなって無理して購入したモノ。これも一目惚れ。
大袈裟なほど反り返ったブレードや、綺麗なフィンガーチャンネル加工がされたスタッグハンドル
など、実用ナイフが多いランドールには珍しい「ゴージャス」な仕上がりが気に入ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 5 "Camp & Trail"】
(カスタムオーダーモデル)

仕様
6inch スウェーデン鋼 スタッグハンドル
(カスタム:グリップ材をレザーワッシャーからスタッグに変更)

■先に紹介したModel 5 と同タイプのモデルですが、ブレードの長さの違いとバットキャップの有無
だけでかなり印象が違います。ちなみにスタッグハンドルの場合はこのモデル(バットキャップ無し)が
標準モデルとなります。

メ モ
− これは僕が持ってるランドールの中で一番古いモノです。恐らく60年代中期〜70年代初頭の作品かと。
唯一「ビンテージランドール」と呼べるモノじゃないかな…。
現行生産品よりスペーサー(ヒルトとグリップの間に挟まれた色付きの樹脂製ワッシャー) の一枚一枚が
厚みがあり、ブレード側面に彫られたランドールのロゴも小さく繊細なモノになっているのが特徴です。
(これ(60年代中期)以前に生産されたモデルはブレードの付け根が細くくびれているので一見して判別出来るそうです)
シースは初期の頃のジョンソン製ラフバックシース。縫い目が後年のモノに比べ細かいのが特徴です。

「これぞスタッグハンドル!」的な「アタリ」のハンドルなのも気に入ってるポイントです。入手出来たときは嬉しかった〜(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 11"Alaskan Skinner"】
(スタンダードモデル)

仕様
5inch スウェーデン鋼 スタンダードレザーハンドル

■ビッグゲームスキニング(大型の獲物の皮剥ぎ作業用)としてアラスカ人ガイドのトミートンプソンさんが
1952年にデザインしたモデル。以上ランドールのカタログから丸写し。
幅の広いブレードがスキニングにとってもヨロシイ、との事ですが、全くちんぷんかんぷんです。

メモ
−オークションで比較的安価で購入出来たモノ。
僕のコレクションの中ではかなりユーズドの部類に入りますが、脂の染み込んだグリップといい、
飴色のシースといい、気に入ってます。これくらい使い込まれてると、実際に山やキャンプに
持っていくのにもあまり躊躇しなくていいね。
謎なのがシースで、ラフバックじゃないのに「縫い目」や「砥石ポケット」の特徴は「ジョンソンシース」
のそれなんだよな〜。過渡期のモノなのかな〜…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【Model 10 "Salt Fisherman & Household Utility"】

仕様
3inch 440ステンレス鋼 ローズウッドハンドル

■釣りの際に持ち歩いたり、家庭でのちょっとした使用を前提にデザインされたユーティリティーナイフです。
3,5,7インチの3種類がラインナップされていますが、これは最も短い3インチモデル。ハンドル素材は標準で
色付き樹脂(ブラックorマルーンマイカルタ)製か天然木材(ローズウッド)製が選べます。

メモ
−基本的にランドールナイフは全てコレクションケースに収納してしまっているんですが、手元に置いておいて
ガンガン実用出来るランドールナイフが欲しくて購入しました。
革ストラップの環になってる部分に小指を差し入れて握る事により、ハンドル自体は短いのにグリップは
かなりしっかりしたものになります。シースの裏にはベルト通しがありますが、僕は作業時、写真の様にナイロン製
パラコードを使って首から吊るして持ち歩いてます。便利。

「モデル10」はランドールナイフの中でも最も安価なモデルの一つ($145〜)で、かつブレード長・ブレードデザイン・ハンドル素材が
オーダー出来るので、「とりあえずランドールが一本欲しい!」方にはお薦めです。今ならオーダーから約1.5ヶ月でお手元に!
(通常のオーダーは現在3年待ちで、職人の高齢化により年々納品時期が遅くなってきているそうです…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


【Model 16 "Diver's Knife "】
(カスタムオーダーモデル)

仕様
7inch 440ステンレス鋼 ブラックマイカルタハンドル
(カスタム:ブレード上部にソーティース(ノコギリ刃)追加 グリップをシングルフィンガーチャンネルスタイルに変更)

■モデル16「ダイバーズナイフ」は、海中での使用を前提にしているので鋼材はスウェーデン鋼(炭素鋼)ではなく錆びに強い
ステンレス鋼となっています。シースは防水ワックス仕上げが施されたM16専用のもの。(オーダー時にはナイロン製シースも選択可能)
一見M14「アタック」やM15「エアーマン」に似ていますが、軽量化の為か若干細身のブレードになっているのが特徴です。

メモ
−トヨムラ氏から譲って頂いたもの。元々M16には興味が無かったのだが、現物を見せてもらって一目惚れ。
ノーマルのM16はM14のようなフォーフィンガーチャンネルのグリップが標準仕様で、ヒルトも片側(ブレード側)のみのものが多いが

これはヒルトをダブルヒルトにし、グリップを親指だけが掛けられるシングルフィンガーチャンネルに変更、更にブレードに
ソーティースを追加加工しているという豪華モデル。M14/M15よりも若干細身のブレードも華奢なヒルトのラインに似合ってると思う。
ブレード長もM14(7.5inch)よりは短く、M15(5.5inch)よりは長いという絶妙な長さ。
M14は無骨過ぎると思ってたところだったので、伝統的デザインのM1と実用性第一のM14のイイトコ取りのようなこのカスタムM16、
めっちゃお気に入りとなったのだ。それとオイラはどうやらシングルフィンガーグリップが好きらしい(w

ここでランドールナイフに詳しい方ならピンとくる方もいるかもしれないが、実はこのナイフは限りなく
M16-7"SP1「Special #1 Fighter」という特別モデルに似てるのだ。 ただ、M16-SPはM1スタイルのブレードなのと、
(M1のブレードにソーティース加工を追加しても剣先は写真のようなダガースタイルにはならず直線的なスウェッジのまま)
シースがワックス仕上げの特別シースではなく一般的な「モデルA」シースである点が今回のM16とは異なっている。
個人的にはSP1は「マイカルタハンドル仕様にしたステンレス製M1」という印象が強いので、直線的なブレードの
M16の方がより「M16」っぽくて好みだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

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【シースのお話】

■ランドールナイフのシース(革鞘)は基本的にレザークラフトメーカーへの外注品です。
その契約メーカーは年代によって異なっており、それがナイフの生産年代を判別する一つの指針にもなっています。
(まあ中古品の場合はシースとナイフ本体が本当に本来のセットのものかどうかは分かんないんですけどね…)

シースメーカーは大別して
・ムーア−(創業時〜1940年代末)
・ハイザー(1943年〜1967年頃)
・ジョンソン(1963年〜1990年頃)
・現行モデル(1990年代〜)
の4種があります。

初期の二つはビンテージランドールの部類に入ってしまうもので、まず入手は困難です。
通常、店頭やヤフオクその他で購入の機会に恵まれるのは一世代前の「ジョンソンシース」モデルか「現行」モデルの
どちらかだと思います。上記の様に、シースとナイフが揃いかどうかは中古品の場合は確実ではないんですが、
ナイフのおおよその制作時期を推測する一助にはなります。

 

上:ジョンソンシースのかなり初期生産品と思われるモデル。
下:現在ランドールナイフを新規に購入するとセットされてくる現行モデル。
(どちらも「モデルA」と呼ばれるシースですが、上は6インチ用、下は7インチ用なので長さが違います)

最も大きな違いは砥石ポケットのカタチの違いで、ジョンソンシースでは一枚革を砥石のカタチに「型押し」して
成型しているのに対し、現用シースではT字型の一枚革に切り込みを入れて砥石のカタチを出しやすい様に
改良されています。
金属製スナップボタンはハイザーシースの時代には一般的に「茶色のランドールロゴ入り」
(極初期においてロゴ無しペイントボタンもあり) 、
ジョンソンシースは「銀色のランドールロゴなし」(60年代初期にロゴ入りブラウンボタンも使用)、
現行シースは「銀色のランドールロゴなし」と「銀色のランドールロゴ入り」 が混在、
(現在新規で生産されているシースはほぼ全てロゴ入り) となっています。

また、写真を見ても分かるかと思いますが、ジョンソンシースは縫い目のステッチがかなり細かくなっています。
それとね・・・ジョンソンシースってぶっちゃけ「出来悪い」んですよ…(^^;
多くの場合砥石ポケットは歪んでるし、革の素材の厚さがなんか均一でないんです。
(特に脱落防止ストラップや砥石ポケットのフラップとか。モノによってはちぎれちゃいそう…)

 

上の写真のシースの背面。
ジョンソンシースはこの様に革の裏面が剥き出しになっているのが特徴です。
ただし例外もあるようで、上で紹介したModel 11「アラスカンスキナー」のシースは背面が
ツルツルなんだよな〜。「ジョンソン」と銘が打ってある訳ではないんで 確定ではないんですが、
なんでだろ? このタイプのシースだけなのかな…

 

 

こちらは「モデルC」と呼ばれるシースです。上で紹介した「モデルA」シースが「M1 オールパーパスファイティング」
「M3 ハンター」「M5 キャンプ&トレイル」といった
オーソドックスなハンティング/キャンピングナイフ用であるのに対し、
こちらは「M14 アタック」「M15 エアーマン」「M18 アタックサバイバル」といったミリタリースタイルナイフにセットされるモデルです。

左から
「初期型ジョンソン製シース」(※復刻版)
「ジョンソン製シース」
「現用シース」

ジョンソン製シースの特徴ですが、既に紹介した「ラフバック」・「型押し成型タイプの砥石ポケット」の他、
モデルCシースの場合には更に補強用金属リベットが打ち込んであり(初期のみ)、ベルト通しが一枚革の
ループ状でなく、「表面」「裏面」「スペーサー」の三分割で形成されてるなどのポイントがあります。
また、一時期ストラップのスナップボタンが「ドーム型」でなく、軍装品に多用される「リフトドット型」
(中央に穴が空いていて、オス側の突起が表面に飛び出すタイプ。通称「亀の子スナップ」)
のものも生産されました。

(※左の60年代復刻版シースは、かつてランドール社に勤めていたナイフ/レザー職人氏が
リタイア後にランドール社の許可を得て個人で製作しているシースです。)

右は現用シースです。ジョンソン製シースと異なり、ベルト通しが一般的な一枚革ループ状となり
またナイフ脱落防止のストラップが逆方向に取り付けられています。砥石ポケットはボックス型、
縫い糸は茶色の化学繊維製となり、ダブルステッチになっています。
(現用モデルでも初期の物はシングルステッチ・白糸縫いの様です)
金属製スナップボタンはランドールナイフのロゴ入りとなっています。

現用シースモデルをナム戦リエナクメントなどで腰に吊る場合は、ロゴ入りスナップボタンを
ツルツルのロゴ無しドーム型ボタンに付け替えるだけでも見栄えがよくなりますよ。
(シースのスナップボタンは特殊なサイズの為に東急ハンズ等では取り扱っていません。
予備用スナップボタンを大量に所有しておりますのでお問い合わせ頂ければお分け致します)

 

 

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以上、手持ちのランドールナイフからいくつかネタを交えて紹介致しました。
色々教えて頂いたトヨさんに感謝。
(2006年10月に加筆)
(2008年4月に記事追加)

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